紙の教科書と同じ見た目です!
茨城大学が提供している「ペンでタッチすると読める音声付教科書」(以下、「音声付教科書」)についてご紹介します。
音声付教科書・公式サイト:http://apricot.cis.ibaraki.ac.jp/textbook/
音声付教科書は、小学校、中学校の国語科、社会科の検定教科書を取り扱っています。
国語科は、東京書籍、光村図書、三省堂(中学のみ)、教育出版(小学のみ)から出版されている教科書に対応しています。
小学校の社会科は、東京書籍、日本文教出版、教育出版から出版されている教科書に対応しています。
中学校の社会科は、東京書籍(地理・歴史・公民)、帝国書院(地理・歴史)から出版されている教科書に対応する予定(令和4年度中)です。
音声付教科書の特徴をいくつかご紹介します!
音声付教科書は、特殊な印刷がされた紙の教科書を利用します。
専用の音声ペンで読みたいところをタッチすると、該当する文章を読み上げます。
図.音声付教科書と音声ペン
この音声ペンには、人による朗読音声が入っています。筆箱に入るサイズで、イヤホンを指すこともできます。
音声ペンでタッチした文章から読み始めるため、操作がとても簡単で、小学校低学年でも扱いやすいです。
まだパソコン等を使うのが難しい、周りと違うのはちょっと恥ずかしい…といった方にもおすすめの音声教材です。
音声ペンは申込時に購入することもできますので、詳細は申込時に確認しましょう。
この音声付教科書に施されている特殊印刷は、上から鉛筆や蛍光ペンで書き込みしても大丈夫です。
多少冊子にしわが寄ったり破れても、読取にあまり影響はないそうなので、安心して使えますね。
教科書にメモしたりマーカーを引いたりして、自分の教科書を作りましょう!
パソコンやiPadなどを使用しない音声教材ですが、下記の機能を活用することができます。
①音声読み上げ
②読み上げ速度の変更
③音量の変更
④冊子への書き込み(蛍光ペンでマーカーを引いたり鉛筆でメモしてもOK)
…などなど。紙の教科書の感覚で利用することができます。
音声付教科書のウェブサイトに活用事例が掲載されていますので、そちらでチェックしてみましょう!
外部リンク:音声付教科書の活用事例
最終更新日:2022年3月17日