いつもAccessReadingをご利用いただき、ありがとうございます。
ここ数年、「音声教材」として、AccessReading以外にも多くの団体から、さまざまな音声教材が登場してきています(文末のリストをご参照ください)。それらの教材は、読み間違いなく読み上げるように製作されたものや、児童生徒がパソコン等の操作に慣れていなくても使えるようなものなど、いろいろな工夫がされています。
一方で、AccessReadingに対しては、高校に通う生徒たちから、高校の音声教材を求めるニーズが増え始めています。高校の教科書は、その種類やページ数が小中学校のものに加えて非常に多いなどの特徴があり、音声教材の製作に長い時間がかかります。また、高校の音声教材を製作している団体が少なく、音声教材の製作が追いついていないという現状もあります。
以上の理由から、私たちは、より多くの高校の音声教材を、より早く、生徒たちに提供するために、AccessReadingのエネルギーを、高校の音声教材製作に注力していくことにしました。
そこで、2019年9月24日より、以下のケースを除いて、小学校の新規の利用申込みを停止させていただくことにいたしました。
小学校でのご利用を検討いただいている方には誠に恐縮ですが、何卒ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
※また、AccessReadingでは、令和2年度以降、以上のケースを除き、小学校の音声教材の提供を停止する予定です。中学校および高校の教科書の音声教材については、これまでと同様に受付いたします。
小学校向けの音声教材として、読み誤りのないものが、他団体様より製作・配信されています。
小学校の音声教材の利用をご希望の方は、以下に他の音声教材製作団体を掲載いたしますので、ご希望の団体までお問い合わせください。
マルチメディアデイジー教科書(日本障害者リハビリテーション協会)
文字の大きさや色などのレイアウト、音声の再生速度も変更が可能な音声教材です。
人が朗読した音声が入っているため、読み誤りはありません。
総ルビ版の提供もあります。
https://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/daisytext.html
BEAM(NPO法人エッジ)
音声データのみの音声教材です。音声のみなので、活用しやすいです。
https://www.npo-edge.jp/support/audio-materials/
ペンでタッチすると読める音声付教科書(茨城大学)
付属の音声ペンで紙面をタッチすると、タッチした部分の文章の朗読音声が再生される音声教材です。
通常の教科書と見た目はほぼ同じ教科書が使用できます。
http://apricot.cis.ibaraki.ac.jp/textbook/
文字・画像付き音声教材(広島大学)
サイズ・配色・書体等の変更が可能なテキストを、合成音声で読み上げます。
読み方の指定をしているため、正確に読み上げます。
小中高校生を対象にしています。
https://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/onsei/
UNLOCK(愛媛大学)
CASIOの電子辞書やCOM FRIENDのVOCA-PENを使って、音声を再生したり、文字を拡大したりすることができる音声教材です。
http://www.karilab.jp/unlock/