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「星の寺子屋お話しタイム」は病院や自宅にいる子どものためのオンライン読み聞かせ活動です。さまざまな専門性のある方が読み手として参加しています。
「本の森だより」は、入院中や長期療養中のお子さんにも、ふとした時にこんな本を読んでみたいなと思ってもらえるよう、年代別に図書の情報提供を行っています。
目が見えない子どもにも星空を感じてもらえるよう、点字や触図を活用した夜空のユニバーサル絵本を製作しています。
学校司書の特性のある児童生徒への関わり方が分からないというニーズに応え、特別支援が必要なお子さんへの対応や配慮、具体的なワークなどについて研修を行いました。
知的障害の特別支援学校の児童も図書室を毎週利用し、貸出や自宅への持ち帰りも習慣化させています。
福祉についての授業の中で、図書にも多様な媒体があることや、障害者向け図書館サービスについて学んでいます。
読みに困難のある児童のため、「選ぶ」楽しみが持てて、アクセスがスムーズで、読書記録としても残って、紙の本と同じ評価が受けられる、そんな音の支援のある読書環境づくりに取り組んでいます。
国立国会図書館の視覚障害者等用データ送信サービスを活用し、音の支援のある読書を日常的に行っています。
この取り組みは、同じ市内の学校図書館にも広がっています。
特別支援教育コーディネーターとして、学校図書館長である校長や学校司書とも、読書バリアフリーに関する周知や環境づくりについて相談しながら取り組んでいます。
読書バリアフリー環境づくりの一環として、学校図書館にりんごの棚を設置し、生徒だけでなく、教職員にも読書バリアフリーについて知ってもらう機会づくりを心がけています。
情報共有の場は、とても大切です。市川市内でも、学校図書館にりんごの棚を設置する取り組みが広がるなど、読書バリアフリーへの関心が高まっています。
りんごプロジェクトでは、小・中学校、高校・大学、特別支援学校のほか、図書館、イベント会場、福祉施設、サークル活動など、さまざまな場所で読書バリアフリーやアクセシブルな図書に関する出張授業や体験会を行っています。
また、りんごの棚を「読書の多様性にふれる棚」として位置づけ、読書に困難のある子ども向けの本だけでなく、さまざまな年齢の方の「読みたい」に応える棚となることを目指しています。
さらに、横浜市教育委員会と連携し、アクセシブルな図書の普及活動にも取り組んでいます。