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肢体不自由のある児童生徒が車いすでも図書館を利用しやくすなるよう、車いすでの使用を考慮した配架、本棚の工夫を行っています。図書館まで移動できない児童生徒への取り組みもあります。
また、図書館利用を促進するのための各種イベント開催を、教員がチームを組んで企画・運営しています。
さらに、ライブラリー運営は児童生徒も参加しています。司書教諭が中心となって、学習指導と結びついた読書活動を展開しています。
児童生徒の目に留まりやすい図書の配架や貸し出し、興味や関心がもたれるイベントを行い、読書習慣を身につけていく工夫を行っています。
学校の経営計画に図書利用について記載されており、全校で図書活動に取り組んでいます。司書教諭の専門性を発揮し、読書に関するイベントや児童・生徒の実態に合わせた選書や書庫の整備を行っています。
新型コロナウイルス感染症の影響があっても、図書活動を積極的に行えるよう工夫をしています。校内貸出パックは、普段借りない本が選べる良いサービスになりました。
オープンライブラリーという、学校中を図書館にする取り組みを行っています。貸し出し返却も電子化し、簡単な操作で貸し出し返却を行えるようにしました。
校長が読書活動を学校経営計画に明記し、全校が一丸となって取り組んでいます。学校間交流として他校ともPOPコンテストなど行い、学校内だけではない社会的評価を得る機会となっています。
選書は貸出返却システムの統計データが参考になっています。予算のなさは、学校予算の確保や寄贈や寄付、公募のものに申し込むといった工夫があります。
「星の寺子屋お話しタイム」は病院や自宅にいる子どものためのオンライン読み聞かせ活動です。さまざまな専門性のある方が読み手として参加しています。
「本の森だより」は、入院中や長期療養中のお子さんにも、ふとした時にこんな本を読んでみたいなと思ってもらえるよう、年代別に図書の情報提供を行っています。
目が見えない子どもにも星空を感じてもらえるよう、点字や触図を活用した夜空のユニバーサル絵本を製作しています。
日本点字図書館とサピエ図書館の利用や活用方法について、操作実演も交えながら講義しました。
読書を楽しめるアプリとしてボイスオブデイジー5の操作説明を行い、話題の書籍も取り扱っていることを紹介しました。
ふれる博物館体験や、生活で便利に使えるグッズなど紹介しました。こうしたアイテムで日常生活が便利になることを知ってもらいました。
1冊の図書から多様なアクセシブルな媒体への変換を行っています。
センター的機能の一環として、自校の児童生徒だけでなくその保護者や地域の弱視級の児童性や教員にも図書館を活用していただいています。
学校図書館間で教材のテキストデータの相互利用協定を結んでいます。
特別支援学校への支援として、特別支援学校のニーズにあった本を選書してセット化した協力貸出を行っています。
障がい者サービスの普及・啓発のため、アクセシブルな図書セットの貸出を高等学校等に行っています。
学校図書館等に向けて、研修会や訪問相談を実施しています。
特別支援学校向けに、図書館体験ツアーを実施しています。どのような体験にするかは、図書館の職員と支援学校の教員とで、相談して決めています。
読書支援サービスとして、ユニバーサルコーナーの設置や、吹田市独自のわかりやすい利用案内も公開しています。
吹田市は令和5年に読書バリアフリー計画を策定しており、アクセシブルな書籍やサービスの充実、人材育成・体制の整備、情報発信や連携協力などについて、評価指標を立てて推進しています。
絵本から中学生対象の図書まで、マルチメディアデイジー形式のデジタル図書の無償提供しています。マルチメディアデイジー教科書と同じ仕様で製作しています。
紙の原本の良さを、デジタルでも体験できるように製作の工夫することで、子ども同士でも話題を共有できる読書体験になるよう、心がけています。
子どもや保護者、教員や支援者などに向けての体験会や、製作者養成研修も行っています。
マルチメディアデイジー形式の図書を、読むことにニーズのある子どもの教育・支援をしている学校や団体に無償で寄贈しています。
その年の流行や、他団体の製作状況などもチェックしながら、毎年約60~90書目ほど選書しています。デジタル化にあたって、読みやすくなるような工夫も行っています。
読書バリアフリー推進のため、専門家を招いての読書バリアフリー研究会の開催や、ウェブサイトでの動画配信、出版社や公共図書館への働きかけにも取り組んでいます。