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学校図書館では、読むことにつまずきを抱える児童に対してわいわい文庫の貸出を行っています。学校図書館用iPadにデータを入れ、iPadごと貸出をしています。また、学校図書館内にわいわい文庫(青版)を視聴できる専用ブースを設けています。
学校図書館が窓口となってマルチメディアデイジー教科書の管理を行っています。
特別支援教室や教育相談員と連携し、読むこと・書くことにつまずきを抱える児童に対して資料の提供や情報共有、読むこと書くことについての支援に取り組んでいます。
マルチメディアデイジー資料を学校図書館が閲覧や貸出すためには、該当する児童の利用登録が必要です。狛江三小図書館は、子どもの発達段階に応じた支援や適切な配慮を行うために「利用登録確認項目リスト」を作成しました。
学校司書の特性のある児童生徒への関わり方が分からないというニーズに応え、特別支援が必要なお子さんへの対応や配慮、具体的なワークなどについて研修を行いました。
知的障害の特別支援学校の児童も図書室を毎週利用し、貸出や自宅への持ち帰りも習慣化させています。
福祉についての授業の中で、図書にも多様な媒体があることや、障害者向け図書館サービスについて学んでいます。
日本点字図書館とサピエ図書館の利用や活用方法について、操作実演も交えながら講義しました。
読書を楽しめるアプリとしてボイスオブデイジー5の操作説明を行い、話題の書籍も取り扱っていることを紹介しました。
ふれる博物館体験や、生活で便利に使えるグッズなど紹介しました。こうしたアイテムで日常生活が便利になることを知ってもらいました。
特別支援学校への支援として、特別支援学校のニーズにあった本を選書してセット化した協力貸出を行っています。
障がい者サービスの普及・啓発のため、アクセシブルな図書セットの貸出を高等学校等に行っています。
学校図書館等に向けて、研修会や訪問相談を実施しています。
特別支援教育ニーズのある児童への個別指導に、タブレットによる音声読み上げやキーボード入力を活用しています。
単元テストも音声で読み上げで受けられるよう、著作権法第37条3項で認められた例外措置に則って、学校図書館が関わりながら、市販の単元テストの電子化にも取り組んでいます。
地域の関係機関とも連携し、地域で教材の電子化のバックアップの仕組みも構築しています。
特別支援学校向けに、図書館体験ツアーを実施しています。どのような体験にするかは、図書館の職員と支援学校の教員とで、相談して決めています。
読書支援サービスとして、ユニバーサルコーナーの設置や、吹田市独自のわかりやすい利用案内も公開しています。
吹田市は令和5年に読書バリアフリー計画を策定しており、アクセシブルな書籍やサービスの充実、人材育成・体制の整備、情報発信や連携協力などについて、評価指標を立てて推進しています。
オーテピア高知声と点字の図書館とオーテピア高知図書館は、複合施設というメリットを生かし、役割分担して読書バリアフリーを推進しています。
誰もが気軽に入れるスペースに、さまざまなバリアフリー書籍や読書支援機器を置いており、自由に体験できます。
高知県眼科医会とも連携し、眼科クリニックのロービジョンケアのなかで患者に図書館の利用を紹介してもらう取り組みをしています。
絵本から中学生対象の図書まで、マルチメディアデイジー形式のデジタル図書の無償提供しています。マルチメディアデイジー教科書と同じ仕様で製作しています。
紙の原本の良さを、デジタルでも体験できるように製作の工夫することで、子ども同士でも話題を共有できる読書体験になるよう、心がけています。
子どもや保護者、教員や支援者などに向けての体験会や、製作者養成研修も行っています。
マルチメディアデイジー形式の図書を、読むことにニーズのある子どもの教育・支援をしている学校や団体に無償で寄贈しています。
その年の流行や、他団体の製作状況などもチェックしながら、毎年約60~90書目ほど選書しています。デジタル化にあたって、読みやすくなるような工夫も行っています。
読書バリアフリー推進のため、専門家を招いての読書バリアフリー研究会の開催や、ウェブサイトでの動画配信、出版社や公共図書館への働きかけにも取り組んでいます。